突然ですが、みなさんは「日本酒」と聞くとどんなイメージがありますか? 「なんとなく難しそう」「お酒好きの人の飲み物」なんて思いながら、あまり触れてこなかった方も多いのではないでしょうか。 先日、NEXTWEEKENDプロデュースの小さなサンドイッチ屋GARTENでは、日本酒とお料理の小さな食事会を開催しました。 佐賀の日本酒「東一」の五町田酒造さんをお招きし、日本酒の味を自分なりに表現する方法を学んだり、日本酒造りの裏話をお聞きしながら、料理とのペアリングを一品一品楽しみました。 そんなふうに私たちが日本酒に焦点をあてた理由は、幅広い味わい方を楽しめる日本酒の奥深さに魅了され、あまり日本酒を触れてこなかった人にこそこの楽しさを知って欲しいと思ったからです。 ここではイベントレポートという形で、当日参加できなかった方々にもお楽しみいただけるよう、日本酒の楽しみ方や基礎知識をご紹介したいと思います。 ああちょっと日本酒が飲みたくなったな、なんて思っていただけたら嬉しいです。 1. 日本酒=和食じゃなくていい。 まず、日本酒といえば料亭や居酒屋で出てくるイメージですが、本当はエスニックだってフレンチだって、なんならGARTEN の立場から言わせていただくと、サンドイッチと合わせたっていいんです。 イベントでご一緒した「東一」の五町田酒造さんいわく「日本酒の立ち位置とは、どんな料理にもそっと寄り添い、その味をひきたててくれること」だそう。 GARTENでは、東一の個性豊かな日本酒を3種類お出ししましたが、それぞれにあえて和食ではないお料理をペアリングしました。 白ワインのような低アルコール日本酒には、パイ包みにしたアボカドとサーモンのタルタル。 フルーティな純米吟醸には、いちじくと生ハムのおつまみに、いぶりがっこチーズのサンドイッチ。 濃厚な純米大吟醸には、ぶどうのソースをあわせた低温ボイルのチキン。 そしてデザートには日本酒の酒かすを使ったバターサンド。 そっと存在感は示しつつ、決して悪目立ちすることなく料理をきちんとひきたてる、美しき日本酒の立ち位置。 そして料理に合わせて魅力的に表情を変える様。 (もはや見習いたい…!) ちなみに料理とのペアリングの際には、ソースなどにちょっとだけその日本酒を仕込んでおくのもおすすめですよ。 2.
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